Diary

神がかり的なもの

お金は人生において欠かせないものであり、一般的には働いて稼ぐのが普通だ。しかし、大金が突然手に入ると、人の人生そのものを大きく変えてしまうことがある。例えば、宝くじの高額当せんや遺産の相続などがそうだ。こうした予期せぬ大金は、働く必要のない環境を生み出し、時には人を怠惰にさせることもあるだろう。

競馬やパチンコ、ギャンブルで得られる利益はせいぜい数十万円程度が多く、これでは一時的な喜びに過ぎない。しかし、宝くじには、わずかな投資で人生を一変させるほどの金額を手にする可能性がある。これこそが、宝くじが持つ「神がかり的」な魅力だ。偶然とも言えるが、時には運命や見えざる力が作用しているのではないかとさえ思えてくる。

では、宝くじの当せんは純粋な運なのか、それとも何らかの努力や神秘的な行為によって引き寄せられるものなのか。私は後者の可能性を信じている。そのため、自室にスピリチュアルコーナー、いわゆる「神棚」を設け、そこに購入した宝くじを供え、日々祈りを捧げている。

もちろん、科学的に証明できるものではない。しかし、古来より人は祈りや願掛けを通じて運を引き寄せてきた。もし宝くじの当せんが単なる確率論にすぎないのならば、祈ることに意味はないかもしれない。だが、もし何らかの法則が存在し、それが努力や精神的な行為によって影響を受けるのだとしたら――?

私は、その可能性に賭けてみる価値があると考えている。

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